EDについて

そもそもEDって?

EDとはつまり、勃起不全の事です。
勃起機能の低下を意味する “Erectile Dysfunction” を略してEDと呼ばれています。

専門的には、性行為を満足に行う為の十分な勃起が得られなかったり、勃起状態を持続できない場合はEDにあたると言われています。

男性なら一度は誰しも、このEDについて考えた事はありませんか?

現在EDで悩んでいる、もしくは自分はEDかもしれないと焦っている、または将来EDになってしまうのではないかと不安に思っているなど、
男性の性の悩みにおいて昔から根深くトップ入りしている問題だと言えるでしょう。

なかなか人には打ち明けられない悩みですから、人知れず悩み苦しんでいる男性も多いはずです。

ですが、性機能不全は実に成人男性の10~15%にまで該当すると言われているのです。
あなただけではありません。
まずは、このED自体と向き合う事が大切です。

EDには、身体的な原因と心理的な原因の2パターンがあります。
 ■いずれかの原因で、血流の低下が起こってしまう
→■勃起不全になってしまう
→■その状態が続くと、性器の血管収縮が起こり、筋肉細胞まで萎縮してしまう
→■より勃起する事が困難になってしまう
→■それに落ち込み、精神的なダメージがのしかかる
→■性的行為をする事が怖くなる
→■性欲自体がなくなってしまう
といった、恐ろしい悪循環に陥るのです。

では、EDの根源となる身体的原因と心理的原因とは、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。

パターン1 身体的な原因

身体的な原因と一言で言っても、加齢によるものであったり病気からくるものであったりと、その要因は様々です。

まずは、加齢や老化によるものからご説明しましょう。
これは誰しも避けては通れない問題ですから、みなさんに可能性があると言えます。
男性が体内で精子をつくる機能は、30~40歳から老化が始まると言われています。
もちろん、それに伴いホルモンをつくる機能だって低下していきます。
そうなると、勃起能力も次第に衰えてくる事は分かりますよね。

米国においては、40~70歳の成人男性の約半数もが、勃起不全をある程度発症しており、加齢とともに割合は増加しているというデータがあります。

しかし実は、何歳でもED治療は成功する可能性があるのです。
高齢だから仕方がない、みんなそうだから自分も我慢しなければいけない、と諦めずに治療に励みましょう。

続いては病気からくるものですが、こちらは本当に様々です。
例としては、脳卒中や頭部の外傷、脊髄の損傷などの神経系障害から起こるものや、うつ病によって性欲が落ちてしまい、EDの原因となっている事もあります。

また、もっと身近な病気を挙げると、糖尿病や高血圧、高脂血症や痛風などの、いわゆる生活習慣病を患っている方も、EDになりやすい傾向があるそうです。
これらを予防したり、悪化させないよう抑制する事でも、EDの改善に繋がるのですね。

そして一概には言えませんが、肥満気味の男性の方が割合が高いとも言われていますので、健康的な生活の見直しや規則正しい生活をする事でEDの予防に役立てましょう。

パターン2 心理的な原因

では、次は心理的な原因について見てみましょう。
これも多くの要因が挙げられますが、まず第一位にストレスが当てはまるでしょう。
仕事でのストレス、恋人とのストレス、家庭でのストレス、どのストレスも十分EDの原因に繋がります。

仕事上でのストレスは、役職が上がったり責任が増すに連れて大きくなります。
その影響から、職場リタイアをした高齢の方よりも30~40代のバリバリ現役で仕事ストレスを抱えている男性の方が、男性ホルモンの分泌量が減少しているという統計もあるほどなのです。

また恋人とのストレスは、直接的に性的行為に影響を及ぼしやすいですね。
関係が冷ややかだったり、行為中にダメ出しをされてしまったりなんかすると、自信を無くしてしまいます。

家庭でのストレスにおいても、もし奥様から子づくりを求められていた場合、それがプレッシャーに感じてしまったり、仕事で疲れているのに性行為を求められ続けていたら、気持ちが追いつかずに勃起するものも勃起しないといった状況に陥ってしまいます。

他にも、過去に性的トラウマがある方や自身にコンプレックスを感じている方にとっても、その心因性の原因からEDを引き起こしているケースも少なくありません。

このようにEDは身体的な原因のみならず、心の中に原因が潜んでいる場合も多くあるのです。
ED治療を行う際には、根本的な原因を探り、それに向き合う事から始めてみましょう。

実は勘違いも?

身体的原因や心理的原因のような明確な原因がある訳ではなく、実はEDだと思っていても勘違いだったという事もあります。

冬は寒いですから、体内の熱を外に逃さないように血管が収縮し、開きにくくなりがちなため、勃起もしにくくなるといったケースも多いようです。実際にED治療専門のクリニックではこのようなお客さんが冬に来院する事が多く、夏は夏バテから勃起しにくくなっている事をEDだと思い込んで来院したりなど、勘違い来院も少なくないそうです。

また、クリスマスやバレンタインデー、大晦日にお正月など、冬は何かとイベント事が多い季節ですから、もしEDだったら困る!といったプレッシャーから来院される方や、ゴールデンウィークなどの長期休暇の前にクリニックに訪れておくという方も多いそうなので、みなさんそれほどまでにEDに対しては敏感なのだと気づきます。

「もしかしたら自分はEDなのかも…」とモヤモヤしている間にも、自信はどんどん無くなっていってしまいますから、少しでも不安点がある場合はクリニックに相談してみるといいですね。

薄毛治療からEDに…?

最近よく聞くAGAという言葉、これは男性型脱毛症のことを指します。
いわゆる「ハゲ」には、男性が持ち合わせているテストステロンが大きく関わっている事は知っている方も多いはずです。

この薄毛治療を行うには、ミノキシジルやフィナステリドなどの薬が用いられるのですが、近年ではCMやドラッグストアなどでもよく目にする単語ですので、一度は聞いた事があるのではないでしょうか。

しかし、このミノキシジルやフィナステリドにより、勃起不全や性欲減退の副作用が確認されたのです。
ミノキシジルには塗り薬もありますが、飲み薬の方でこれらの副作用が報告されたようです。

確率として危険性は低いようですが、もし薄毛治療をしていて勃起不全が心配という方は、医師に相談したり薬を処方してもらうのもいいかも知れません。

手術という選択肢

一般的には、勃起不全の改善にはED治療薬が取り入れられます。
しかし中には薬が身体に合わなかったり、経口での摂取に抵抗がある方など、治療薬の服用を希望しないケースもあるでしょう。

そのような場合では、手術という選択肢もあります。

ですが手術を受けたいと申告しても、医師からの許可が必要不可欠となってきますし、身体への負担や相応のリスクも伴う事となります。

手術にも様々な方法がありまして、
・陰茎血行再建手術
・静脈結紮手術
・陰茎プロステーシス移植手術
などが適用されるようです。
どれを見てもピンときませんが、想像するだけで恐ろしい事は確かですね。

陰茎血行再建手術では性器の動脈の血流改善を行う事でEDの克服をはかる手術となり、
静脈結紮手術では正規の海綿体に吸収された血液を体に戻さないようにしてEDの克服をはかる手術となります。
また、陰茎プロステーシス移植手術では陰茎にシリコンのバーを挿入して、人工的に勃起状態を作る手術となります。

耳を塞ぎたくなるような手術内容ですが、これらの手術は保険適用外となり、全額負担しなければなりません。その費用は何十万円にも及びます。

もちろん、手術する事によってリスクも伴います。
身体にメスを入れるのですから、手術後の様々な体調への不良も視野に入れなければなりません。
どれも後戻りができない手術ですし、陰茎プロステーシス移植手術を行なった場合は、自然に勃起する事はもう出来なくなってしまいます。

実際にこれらの手術を取り入れた方もいらっしゃいますが、やはり出来れば手術よりもED治療薬で改善したいですよね。
勃起不全に悩んでいる方も、まずは治療薬を試してみましょう。

投稿日:3月 4, 2019 更新日:

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